キルギス共和国は、中央アジアの美しい国であり、その文化は古代からの豊かな歴史に根ざしています。この国の音楽は、その土地の風景や生活のリズムを反映しており、その一翼を担っているのが伝統的な民族楽器です。以下では、キルギスの主要な民族楽器について見て 行きましょう!!

・コムズ комуз
杏か松の木で出来た楽器で、表面も裏面も調弦する部分も木でできている。
・クル・クヤック Кыл кыяк
クルミか桃の木から作られる楽器で、2弦。馬の毛を使った弦と弓を使って演奏する、バイオリンの原点のような楽器。
・チョポチョール
土(チョポ)で出来た笛(チョール)。オカリナみたいな楽器。穴は表に3個ずつ2列、後ろと横に1個ずつで8個。明るくのびのいい音がする。
・テミル・コムズ темир комуз
鉄でできた口琴。テミルは鉄の意味なので、「鉄の楽器」。
・スブズグ Сыбызгы
木で作られた、フルートのような横笛。牧童や馬飼いが用いていた笛が元と言われている。
これらは、キルギスの豊かな音楽文化のほんの一部ですが、その多様性と魅力をよく示しています。これらの楽器は、キルギスの人々の生活や歴史、信仰と密接に結びついており、その音楽は彼らの心の中で永遠に響き続けるでしょう。